これを読んでくれているあなたは、ピーマンはお好きですか?
私は、正直に言うと苦手です。栄養が豊富であるということはわかっているのですが、味がどうにも苦手です。
ピーマンは、苦手な食べ物。
ということは、逆に、そんなピーマンを利用すればもしかしたらダイエットができるのではないか、と思いました。
食卓にずらりと並んだピーマン料理。あれもこれもピーマン。それではあまりご飯がすすまないのではないかと思いついたのです。
茨の道であることは必至。しかし敢えてその道を行こうと思います。おそらく、運動するよりは楽なはず。
いろんなダイエットに失敗してきた私ですが、今回は頑張りたい。辛さを乗り越えて、理想の自分を手に入れる。
可能か不可能か、というよりは、やれるかやれないか。
苦手な物を利用したダイエットの始まりです。
ピーマンが苦手な方、一緒にピーマンダイエットやってみませんか?
ピーマンがお好きな方も、是非どうぞ。
ピーマンという野菜
まずは手始めに、ピーマンについて調べてみました。
ピーマンのいいところ
- なんといっても低カロリーで低糖質
- 食物繊維が豊富なので便秘解消の効果あり
- カリウムが豊富なのでむくみを改善できる
- 抗酸化作用や美肌効果のあるビタミンCが多い上、加熱してもそのビタミンが壊れにくい
- 老化防止の手助けとなるビタミンEが多い
- カプシエイトが含まれていて脂肪燃焼のサポートをしてくれる
- 年間を通して値段もお手頃でお財布に優しい
ピーマンの欠点
- 味
圧倒的にいいところが多いですね。
味を欠点として上げていますが、人によってはいいところでもありますし。
これだけ利点の多いピーマンなら、必ずダイエットの助けになってくれるはず。
ならば次は、せめて少しでも食べやすい調理方法を知りたいですよね。
苦手ながらも食べられるピーマン料理
そんなものはあるのか?
はい、あります。ピーマンが苦手な私ですが、これならばいけると思うピーマンを使った料理があるのです。
それをご紹介しますね。
チンジャオロース
チンジャオロースは、ピーマンを使いながらも美味しく食べられる料理の代表だと思います。
しかし、普通に作るのでは油が多くダイエットには不向きになってしまいます。
ですので、まず、使う肉は鶏胸肉かササミにしましょう。具材を炒める油も控えめに。
チンジャオロースに入っている具材は低糖質のものが多いので、工夫をしてカロリーをおさえれば、充分ダイエット向きの料理といえるものになります。
作り方も簡単です。参考になる動画をご紹介します。
私はここに、もやしを入れることもあります。
もやしを入れると、食感が変わるし味に変化が出ます。なにより、もやし自体もカロリーが低いので罪悪感なく食べられますしね。ピーマン続きでしんどくなったら、もやしを足すのいいですよ。オススメです。
無限ピーマン
簡単に美味しく作れる無限ピーマンのレシピはたくさんあります。
ですが、今求めているのは美味しさではありません。ダイエット中なのです。マヨネーズやごま油は美味しいですが、控えなければいけません。
そこでオススメしたいのが、ノンオイルのツナ缶です。
細く切って電子レンジで加熱したピーマンに、ノンオイルのツナ缶と鶏がらスープの素を少々。
大好きなマヨネーズやごま油は封印せざるを得ませんが、ツナ缶のおかげでなんとかなります。
ノンオイルのツナ缶でも、味はちゃんとあるので美味しいですよ。美味しいものに混ぜたら、苦手なピーマンも抵抗なく食べることができました。
そして、このレシピのいいところは、本当に簡単にできることです。
切って、レンジでチンだけですから。
レシピ見なくても大丈夫ですし、料理があまり得意じゃなくても作れます。
なんとなく、料理するのがめんどくさいなって思う日は、この無限ピーマンで乗り切りました。
切り方で工夫する
ピーマンは切り方でも味に違いがでます。
苦味をおさえたいなら、繊維にそって縦に切る。
ピーマンは縦方向に繊維が入っているので、それに逆らわずに切ることで細胞に傷がつきにくくなり苦味がおされられるとのこと。
こうすると、少し食べやすいです。これで苦くないぞという気持ちになるので、その効果も大きいかもしれません。
逆に横に切る、つまり輪切りにすると苦味が出ますが、ピーマン好きな方には、よりピーマンを味わえていいみたいです。
そして、横切りにすると火が通りやすくなり柔らかい食感になるそう。
スープ
私は知らなかったのですが、実は、ピーマンの「わた」と「種」は食べられるらしいんです。
しかも、果肉部分よりも栄養が豊富。
今までは捨てていたあの部分。しかし、知ったからには、わたも種も捨てるわけにはいきません。
意を決して、切って断面を見ましたが、なんだか食べられる気がしません。だって今までは捨てていたのですから。
どうすれば食べられるか。
それを解決するのが、スープです。
スープにして煮込んでしまえば、わたも種もさほど気にならなくなります。
作り方もすごく簡単で、バリエーションもいろいろあります。
コンソメスープ、鶏がらスープ、和風スープなどなど。
中でも私のオススメは、コンソメスープです。
コンソメスープで煮込むことで、苦味だけでなくほんのりと甘味も出るからです。ピーマンに甘味を感じることがあるなんて驚きました。ピーマンとコンソメスープは、相性バッチリだと思います。
ピーマンの他にも、もやしやなすなどの低糖質な野菜を入れて一緒に煮込めば、立派なダイエット向けのスープの完成です。
ピーマンだらけのスープもいいんですが、他の野菜を入れることによってより栄養価が高まりますし、美味しさもアップしますよ。いい事づくめです。
まとめ
- ピーマンは栄養豊富でダイエットに向いている
- ピーマン自体は低糖質だけど、高カロリーにならないような料理にする
- ピーマンが苦手でも、工夫次第でなんとかなる
四苦八苦しながらのピーマンダイエットでしたが、結果としては、今はまだ見た目に劇的な変化はないものの体重は少しずつ減ってきています。
体重は数字で現れるので、やりがいを感じています。
もちろん、ピーマンだけを3食食べているわけではありません。主に、夕食時にピーマン料理を主食として食べています。
当初の目論見通り、初めのころは食欲が湧かなかったことも体重が減った原因であると思います。
ですが今は、いろいろ工夫をすることによって以前ほど苦手意識は感じていません。ピーマンを美味しく食べられる日が来るとは思っていませんでしたが、苦手なものがひとつ減って嬉しいです。
この調子で、これからもまだまだ続けていくつもりです。
なので私は、ピーマンが苦手な人にもお好きな人にも、どちらにもピーマンダイエットはオススメできます。
苦手な人は、勇気を出して一緒に頑張りましょう。
お好きな人は、カロリーを抑えたピーマン料理のレパートリーを増やしましょう。
みんなでピーマンダイエット、やってみましょう。