駅前でジャージを着た爽やかなお姉さんに「ダイエットにも効果がありますよ。どうですか?」と声をかけられた。

と疑心暗鬼に辺りを見渡すと「ストレッチ専門店」という看板が。

しなやかで柔軟な身体の所有者になりたい。
そう思っているモノの、ストレッチのやり方が正しいのか不安がありました。
ストレッチの正しいやり方を聞くチャンスだし、ダイエットに効果があるならやってもいいかな。
という事でストレッチの施術を受けたことがあります。感想はというと、

という感動ものでした。
今回は、その時の体験談をお話しします。
自宅で行うストレッチの方法、ストレッチの理論など、がめつくトレーナーのお姉さんに色々と聞きまくったので、今回も濃い情報満載です。
これを読めばストレッチの正しい行い方を知る事ができます。理論を知れば、自分でストレッチをやりたくなるし、そうする事でしなやかで柔軟な身体が手に入ります。
体の柔軟性が高くなると血流もよくなるみたいなんですよね。循環がよくなると、むくみなんかも取れやすくなるし、代謝も上がりやすいそうです。これってダイエットによさそうですよね。
トレーナーのお姉さんから聞いたストレッチのやり方を私なりにまとめてみました。そんなに難しい内容ではないので、最後まで読んでいただければすぐに実践できると思います。
普段の生活にストレッチを取り入れて気持ち良く体をほぐしながらダイエット効果も狙っていきましょう。
目次
やり終えた後のスッキリ感が強い
施術費用5000円かかったけど。それだけの価値は十分にありましたね!メリットに感じたポイントをお伝えします。
・軽い運動をした後の爽快感
ストレッチ専門店で、私は長い椅子の上に座ったり仰向けに寝ているだけ。
トレーナーのお姉さんが、脚や肩を伸ばしてくれてます。つまり、「私からは何もしていない」という事ですが。
やって貰ったストレッチは自宅内でひとりでも出来る内容でした。
終わった後、軽い運動をしたのと同じだけの爽快感がありましたね。自宅でストレッチを行ったら、この爽快感を毎日得ることができるのかな、と嬉しく思いました。
トレーナーのお姉さん曰く、ストレッチって実は軽い運動なのだそうです。詳しい事は後述しますが、ストレッチを行うことで筋肉を刺激、血流が良くなる酸素や血液が身体の隅々までいきわたる。
これで疲労が回復しスッキリ感に繋がるのだそうです。
自宅でストレッチを行う場合、お風呂上がりに実施すると、より高い疲労回復効果を得ることができると感じました。
・首コリ、肩こり、脚のだるさがとれた
私は体の歪みが酷いのか、首・肩・腰などあらゆるところが凝っています。定期的にマッサージに通って、疲れたところをもみほぐして貰っています。このコリがストレッチ後はなくなってました。マッサージに行ったのと同じ効果があると感じましたね。
トレーナーのお姉さん曰く、首や肩回りには筋肉がたくさんついていて、ストレッチをすることで、この筋肉がほぐれて血流が良くなり、コリもほぐれる、という理論だそうです。足のだるさも同様です。
足のだるさの原因はむくみですが、むくみは血流が悪いことで生じるのだそうです。ストレッチにより血の巡りが良くなることで、むくみが解消され、だるさがとれるという理屈です。
・体が柔らかく前屈で両手が地面にベタツキ
1回60分の全身ストレッチでしたけどこんなに違うもの!?という驚き。私は体が硬くてストレッチ前は足首のところまでしか手が届かないんです。でもストレッチ後は地面に手のひらが付くほど、柔らかくなっていました。
こんなに身体が柔らかくなるなんて。。。プロの手にかかれば、これだけの効果がでるんです。身体が硬い人ほど、その効果が実感できるのがストレッチなのかもしれないと思いました。
ストレッチで筋肉を伸ばしたからか、姿勢も施術前に比べて良くなっていました。体が楽になり帰り道、歩くのが楽でしたよ。
毎日やれば、もっと身体が柔らかくなる、とトレーナーのお姉さんが言っていました。店通いを続けるのは大変ですが、自宅でのストレッチなら毎日できますね。
フィギュアスケート選手のような柔軟な動きをする自分を想像して、帰り道ひとりでニヤケていました。
最新の科学も認めるストレッチ効果
こんなに良いことがあったストレッチ。でも、それは何故なのか?理論が知りたいですよね。
トレーナーのお姉さんはこう言っていました。「運動生理学は、この十数年でだいぶ大きく進歩しています。ひと昔前はストレッチがダイエットに有効なんて話題にも上がっていませんでしたからね。次々に最新理論が発表される運動生理学の世界ですが、そこでもダイエットにストレッチは有効であることが証明されているんです。」
・むくみがとれる
ここでもっと詳しく脚のだるさにも繋がる、むくみがとれる理論をお話ししましょう。
むくみとは、皮下脂肪に余分な水分がたまっている状態。この余分な水分を排出することができれば、自然とむくみがとれる、という理論です。

それは、血管と筋肉の場所に関連があります。血管は筋肉の間に存在しています。筋肉が圧迫され収縮すると、血管は筋肉からの圧がかかります。そうすると、血管の中にある血液が強く押し出されます。少し難しいですが、血液の流れが良くなる、という意味です。ストレッチを行うことでも、この筋肉の収縮運動が生じるので血液の流れが良くなり、むくみが排出されます。
・脂肪燃焼効果
脂肪を落とすなら有酸素運動と筋肉量を増やす筋トレ。という事を知っている人は多いかも。でもストレッチでも脂肪は燃えるんです。体脂肪が落ちる理論を知って、正しく行うことが必須です。これをやれば、体脂肪はどんどん落ちていきます。
脂肪燃焼に基礎代謝が重要、という事を聞いたことがあると思います。基礎代謝は血液の循環と深い関係があります。基礎代謝は、血液の循環が悪いと低くなってしまうんです。
なので、血液の循環を良い状態に保つことが基礎代謝を高めることに繋がります。
血液の循環を良くするのにストレッチはとても重要!だからと言って、闇雲にストレッチをすれば良いというものではありません。ストレッチをする筋肉の理解を深めましょう。
筋肉には速筋系の筋肉と、遅筋系の筋肉と2種類あります。速筋系は太くて長い筋肉、遅筋系は細くて短い筋肉です。脂肪を燃焼させるには血液の循環を良くする必要がありますが、後者の遅筋は、この動きが得意な筋肉です。
ダイエット目的にストレッチに取り組むなら、この遅筋をターゲットにすべき!なのです。
・柔軟性のある美しいシルエット
身体を柔らかくするにはストレッチ。これは知る人ぞ知る知識ですね。元々の柔軟性は遺伝上の関節の構造や筋肉の質により決まります。でも身体を動かさないと、脳が関節は硬いままでいいやー、と柔らかくなる指令を出さなくなります。
さきほど、筋肉には速筋系と遅筋系の2種類ある話をしました。ストレッチは遅筋系の筋肉を刺激して代謝を促進することに効果があります。
では速筋系は何を目的に取り組めばいいの?というと、筋肉量を増やすために速筋系の筋肉に刺激を与えることを目指せば良いのです。
筋肉量が多い方が、エネルギー消費量が増えるので痩せやすくなります。柔軟性が良くなれば、もっと良いことが生じます。
柔軟性が良くなると関節の可動域が良くなり、連動して大きい筋肉の活動量が増えます。それに伴い筋肉のエネルギー消費率が増えます。なので、より痩せやすくなります。筋肉量が増えているのでシャープな筋肉がつき見た目も良くなりますね。
行うべき静的ストレッチと動的ストレッチ

ストレッチには、精的ストレッチと動的ストレッチの2種類があります。この2種類のストレッチを、それぞれ行うことがベストです。違いを説明しますね。
・静的ストレッチ
静的ストレッチとは何か。
筋肉を伸ばし切った状態で、その姿勢を維持するストレッチです。ポイントは可能な限り、筋肉を伸ばし切った状態を作る事です。筋肉の柔軟性を高めて、関節の可動域を高める効果があります。重要なのは筋肉がしっかり伸びている事。
もうこれ以上は無理っ!というところまで伸ばし切ってください。その状態で20秒から30秒以上は維持しましょう。この時間を長くすることが静的ストレッチの目安になります。
私は寝る前と、起きた後にストレッチを行っていますが、維持する時間が長いほど、伸ばしている所が「じわ〜」と温かくなり筋肉が伸びている事が実感できます。
体内の血流がよくなって、
体の柔軟性が高くなると血流もよくなるみたいなんですよね。循環がよくなると、むくみなんかも取れやすくなるし、代謝も上がりやすいそうです。これってダイエットによさそうですよね。
お姉さんから聞いたストレッチのやり方を私なりにまとめてみました。そんなに難しい内容ではないので、最後まで読んでいただければすぐに実践できると思います。
普段の生活にストレッチを取り入れて気持ち良く体をほぐしながらダイエット効果も狙っていきましょう。
今まさに、身体が柔らかくなっている事が感じられるので楽しくなり、ついつい1分ほど長めにやってしまっています☆
・動的ストレッチ
動的ストレッチとは何か。
軽めの反動をつけながら、つま先を上げて下げるなど単純動作を繰り返すストレッチです。ストレッチというより、軽い筋トレに近いかもしれません。静的ストレッチでは維持する時間を目安にしましたが、動的ストレッチでは回数が目安ポイントになります。
1セット20回を目安にとりくんでみてください。
私の場合は身体の劣化が酷いのか、動かす度に「パキ」「ポキ」と関節から音が聞こえてきます(笑)
単純動的20回は簡単だけど、無音状態だと苦痛に感じます。音楽聴きながら取り組んだほうが動的ストレッチは挫折せずに続くかも。
20回をやり終えた頃は、軽く息が上がっているので、それなりの運動量だと思います。自宅でできる運動不足解消としてもオススメです。
ダイエットは静的→動的の順番で
体脂肪は体が温まった状態の方が落としやすいです。
ですので、ダイエットをするなら静的ストレッチで身体を温めてから、動的ストレッチで体脂肪を燃やしましょう。ストレッチに取り組む時間も20分から40分前後を目標にして欲しいと思います。
体脂肪を落とす運動は20分から40分が適切と、統計がでているからです。それ以上取り組むと脂肪は燃えませんし、関節に負担がかかるという結果がでているので注意が必要です。
まとめ
街中で、突然声をかけられて体験してみたストレッチ。私は好奇心旺盛な性格でトレーナーのお姉さんにアレコレと図々しく質問しまくり。聞いたことに率直に返答してくれるトレーナーのお姉さん、素敵でした!
私は今回、教えてもらった通りのストレッチを自宅で実戦しましたが、体内の血流が良くなったのか、むくみが軽減されました。
元々、冷え性体質なのですが、ストレッチを習慣づけてから、代謝が上がったのか、身体が温かい感じることが多くなりました。
脂肪が燃えやすい体質になっている、という事でしょうか。
最初は硬かった身体も、毎日取り組む事で少しづつ柔らかくなりました。ストレッチを毎日続ける事はできるかな?と心配でしたが、ストレッチ後に身体がポカポカと温かくなる事が気持ちよく、毎日続ける事ができています。
憧れていたヨガの難し目のポーズも出来るようになりました。もう少し、柔らかくなったらSNSで自撮りの写真を上げちゃおうと思っています。
こんな感じでストレッチはオススメです。ぜひ試してみて下さいね。